こんにちは、Keyです。
やっぱり乾期はくもりが多いですね。
エクアドルの今日の天気は、
「くもり」
ところで先日、依頼があったので、現地の子供たちに日本語教室を開催しました。
依頼者は、私にお金を払うと言ってくれましたが、
もちろんボランティアしました!
子供たちは素直で、いい子ばかり。
しかしなかなか、単発に日本語教室を開催したからと言って、「あいうえお」を教えて何になるんでしょう?日本の小学生が勉強するようなことをしても、日本語を覚えるところまで行きません。
なので今回は、日本語の導入として、
「書道」
に挑戦してもらいました。
ちなみに他にも、日本の文化紹介のために、茶道セットや、折り紙、主人は浴衣も持ってきています。
折り紙がなくても、現地で調達できる新聞紙で、いわゆる五月の子供の日に作る、
「かぶと」を折ると、子供たちは喜んでくれます!!
さて、まずは、
ひらがな、カタカナ、漢字を交えて書いて見せました。
”日本語は、ひらがな、カタカナ、漢字の3種類を組み合わせて文章を書きます。アルファベット(alfabeto)だけではないので、大変ですね。”
"縦に書くこともあります。"
と。
日本語ってすごいですよね。
ものすごい「文字の数」です。
ひらがな、いわゆる50音、(48字)
カタカナ、同数。
それに、漢字が。。。。たくさん、たくさん?
義務教育までの、小学校と中学校合わせて、2000字!?
文部科学省では、小学1年生が80文字で2年生160文字、そこから各学年200文字を勉強しています!
小学生だけで、約1000文字。
いやぁー、私もコツコツ勉強したんだなぁ。
最初から、
「小学校卒業までに、1000文字勉強しますよ。」
って言われなくてよかった。
初めからそんなん言われたら、途方に暮れるよね。
ま、当時小学1年生だった私なら、、、
「わー、すごい!」とか言いつつも、その苦労を想像する前に、
一瞬で他人事だろうなぁ~(笑)。
そんな美しい日本語は、エクアドルでも人気があります。
実際に、
「自分の名前をカタカナで書いてくれ、Tatooにする。」
って頼まれて、困りました。
私の筆跡では問題があるのではないかと思い、ワードで書いて、
プリントアウトしてお渡ししました!
本当にあまりキレイとは言えない筆跡で、「ジョージ」とか彫ってるからね!!
早速、集まってくれたエクアドルの7人の子供たちにも、実際に筆で何か書いてもらうことに。
何書きたい? どんな言葉に興味がある?と聞いてみると、
「両親」
でした。
「愛」とか「誠」とか、「心」あたりが、人気なのかなぁって思ってましたが。
「padres = 両親」。
初めて持つ毛筆、複雑な漢字、書き順やら、というものに、難を極めましたが、
自由に筆を持ち、「両親」と書いてもらいました。
「書き順」というものの存在も、あまり理解してもらえなかったみたいです。
確かに、当たり前のように、「書き順」習ったなぁ。
間違っていたらダメなのか、と思う、この「書き順」うっかりしている日本人の教養のひとつです!?(笑)
半紙は手に入らず、白いコピー用紙に書いた作品は、それぞれみんな大事に持って帰ってくれましたよ。
もちろん、「両親」に見せるそうで♪
みんな本当にpapa,mamaが好きみたいです!!
ではまた明日。
Chaochao!!